【関井氏の考察】証券会社で働くことに対して適性の高い人

関井圭一氏は語る。高い目標をいかにしてクリアしていくか?

証券会社で働くことを目指して頑張っている大学生も多く、企業側もインターンシップなどで学生のうちから有能な大学生を確保しようとしています。

そんな中でどのような人材が求められているのか、そしてどういう人が証券会社で働くことに対して適性があるのかを知っておきたいところですが、まず大事な要素として設定された高い目標をいかにしてクリアしていくかが求められると関井圭一氏は言います。
関井圭一氏に関しては以下のサイトで詳しく紹介されています。

【参考】関井圭一代表の人物像は?年商50億にまでなったキヨウシステム(グループ)

リテールと呼ばれる仕事ではかなり高い目標、ノルマを設定させられそれをクリアしないといけません。
この時に戦略を立ててアクションを起こせる人が適性が高いと言えます。

リテールの仕事は景気に大きく左右されるだけでなく、株式のトレンドなどにも影響を受けやすい仕事です。
ただその目標は現状を反映せず、明らかに上回るのは厳しいと思えるレベルのものがほとんどです。

だからといって、できませんと言ってしまえば会社からは無能な社員だと思われ、大きな影響を及ぼします。
どうにかして超えなければならないという時に策をひねり出せる人が優秀な社員です。
面接でもこのあたりの部分を見られ、困難をいかにして乗り越えたかという質問があれば、高いノルマをどう乗り越えるかをイメージさせる質問と思ってよさそうです。

ずる賢い性格の人も適性が高い

一方でずる賢い性格の人も適性が高く、向いています。
いわゆる多少手を抜いてでも目標を達成できるような策を考えられる人という意味もこの中には含まれています。

高い目標をクリアするにはその分アクションを起こし続けることも大事ですが、これでは長続きがしない恐れがあります。
体調も崩しやすく、働き続けることに対して体と心のバランスを崩すことにもつながります。

もしずる賢い人であれば、少しでも楽をして目標をクリアしようとします。
そうすればガムシャラになる必要は減り、余力を残して目標がクリアできるようになります。

営業職などでは新規開拓をするように命じられることがあります。
顧客と呼べる人をこれだけ集めてこいと具体的な数字を出され、目標設定をされた場合にマジメな人であれば真剣にそうした人数を集めようと1人1人に声を掛けていきますが、普通はそんな正攻法なことをしていてはかなりの時間がかかりますし、1人1人に声を掛けていくようなやり方はあまり効率的とは言えません。

ここでずる賢い人の知恵を借りるなら、顔の広い顧客を確保しておき、その顧客にお客さんを紹介してもらうということが思いつきます。
これなら新規開拓も多少楽になります。

関井圭一氏が考える証券会社で出世しやすい人の特徴とは?

結局こうした証券会社でどのような人が出世をしやすいかといえば、ある場面では力を抜き、ここぞの場面でガムシャラになれる人です。
勝負どころが分かっており、ここで目立てば上司に認めてもらいやすいというのを把握しています。

そうした人は効率的に仕事をしていくことに長けており、結果的に出生がしやすいです。
マジメな人ほど割を食いやすく、不満を抱えて仕事をしがちですが、適性に乏しく限界に直面している証拠でもあります。
良い成績を叩き出している人ほど仕事を効率的に、多少手を抜き、表面上はちゃんとやっているような感じを見せています。

忘れてはならないのが精神面において屈強な人です。
高い目標を常に背負わされるだけでなく、景気に左右されやすく、いくら効率的にやってもうまくいかない時もあります。
それでいて証券会社では数字がはっきり示されるため、上司に説教を受ける、怒鳴られる、理不尽なことを言われるなどのことはいわば普通のことです。

そんな時にいちいち受け止めていたんでは体がいくつあっても足りません。
そこで求められるのが嫌なことを受け流していく力です。
もちろんちゃんとしたアドバイスもありますが、できることはやっているのであれば自分を信じることも必要です。

開き直れる精神こそが証券会社では大事な要素

その一方で何をしてもうまくいくのが好景気の時代です。
そうなれば、多少下手なことをしても怒鳴られることはありません。
それはノルマを達成しているからであり、上司などはそこにしか目を向けないからです。

自分の成長を見込んで言ってくれているというより、自らもその上の上司にきつく叱られるのでノルマはなんとか達成しろという意味合いが強いです。
そう考えれば、上司から怒鳴られたとしてもあの人は自分のことしか考えてないから、自分は自分でやらせてもらうよと開き直れます。
この開き直れる精神こそが証券会社ではとても大事な要素です。

体育会系の人が多く働くのは、結局は体質が非常に似ているからです。
いい先輩につき、先輩の案件を引き継げばそっくりそのまま評価につながります。

まとめ

そうした先輩からきつく指導を受けても、面倒を見てくれる人であればいい顧客を手元に残すだけでなく、その顧客に対しても根回しをしてくれます。
体育会系の部活に所属し、下級生時代に経験した上級生からのしごきに理解を示し、同じようなことをしてきた人が案外向いているものです。
その延長線上の関係性が見られるのが証券会社の上下関係です。

最終更新日 2025年6月15日 by ekisai