建築などの工事現場やマンションなどのメンテナンスをしている時に必ず見るのは、足場です。
作業の効率を考えると適切な高さで行うのが重要になります。
足場を組んでおけばそれだけ作業が楽になります。
そして、作業者の安全を確保することができるのも、しっかりとした足場があることが必須です。
くさび式足場システムとは
しっかりとした足場は必要ですが、組むために時間がかかってしまっては、工期に大きく影響を与えることになります。
そのためできるだけ手早く、なるべく工具を使わないで組めることが重要です。
それを実現できるのが、くさび式足場システムです。
工夫されたパーツは、さまざまな要件にあって簡単に組むことができます。
支柱には一定の間隔で緊結部があるので、そこに合わせるだけで取り付けできるパーツを使えば、ハンマーだけで組み上げられます。
工具を使わないことは、緊結するが便利と言うだけでなく、傷つきにくいことや変形しにくいといったことがメリットです。
何度も使うパーツがほとんどなので、変形や傷などがあるとそれだけ安全性が低下します。
無理な力がかからない状態であれば、それだけ耐久性も高くなります。
構造が複雑にならなければ、それだけ軽量になるので、持ち運びについても楽になり、輸送コストも抑えられて一石二鳥です。
また、小型になればなるほど置き場が省スペースで済むので、維持費がかかりません。
くさび式足場システムを作ったKRH株式会社
このようなくさび式足がシステムを作ったのがKRH株式会社と言う会社です。
岐阜県安八郡に本社があり、仮設機材の製造、レンタルや販売、施工まで請負います。
普通のパイプを利用する足場では、組み合わせる部分が自由なため、位置合わせが大変でした、レンチやドライバーなどの工具を使うと、それだけでも多くの時間が消費されてしまいます。
KRHの足場であれば、そのような心配がなく、あまり経験のない人も簡単に組み合わせることが可能です。
大きな現場になると経験のある人を確保するだけでも難しくなります。
このような簡単に組めるシステムであれば、誰でもできるので、人材を選ばずに施工できるのでとても便利です。
足場で最も重要なことは、短時間でしっかりと組めることです。
そしてどのような高さでも対応可能で、安全性が高くなければいけません。
組み合わせについても計画が立てやすい
取り付ける位置がある程度固定されていることから、組み合わせについても計画が立てやすく、必要なパーツの本数なども見積もりがしやすいので、余分な分を用意しなくても済ませることが可能です。
費用を考えると、必要な分だけを使えば良いだけなので、とても効率的です。
取り付け位置が明確なことによって、不確実な緊結をしないで済むことも重要なポイントと言えます。
KRH株式会社はメーカーであることから、レンタルを依頼されたときの見積もりについて、適正なものを提示できます。
必要な分がはっきりしていれば、最低限のコストで運用することが可能です。
一時的にしか使わない足場はレンタルで利用するところが多く、それぞれの現場で必要なものや量が異なります。
知識がないようだと、どの種類がどのくらい必要なのかも提示することが困難です。
また、管理が悪いと使えない状態で納品されたり、劣化が激しくて心配になることもあります。
そんな時にもメーカーとして、しっかりとした品質管理ができるからこそ、安心して借りることが可能です。
製造から施工までを請け負うことができる
KRH株式会社の利点は、製造から施工までを請け負うことができるところです。
くさび式足場のメーカーとしてのパーツへの知識は、どこよりも豊富と言えます。
どのように使えば良いかもどこよりも詳しいので、安心して任せることが可能です。
そして逆に言えば、現場の声をダイレクトに収集できる状況にあります。
自分たちが施工していて問題のあったところ、もう少しこうなったら便利だったと言うポイントなどが、自社でコメントを収集できます。
このような情報は次の商品開発に生かして、より使いやすい足場に改良することが可能です。
このように足場に関してトータルのサポートができるのが、KRH株式会社の強みと言えます。
そのため、複雑な施工について依頼を受けることがあります。
貯水タンクなどの円筒の建造物は、曲面があるため組み上げることが難しい物件です。
そのような状況でも、対応できる豊富なパーツがあることで、期待に応えることができます。
高さが高くなればなるほど難しくなりますが、それについても問題なく施工が可能です。
そして豊富な知識と実績は、組み上げから解体までを短時間で対応することが可能です。
室内の現場から屋外の大きな物件まで、幅広くサポートできます。
まとめ
くさび式の足場に関することなら、KRH株式会社以外に手厚いサポートを提供できるところはありません。
そこにはメーカーと現場の両面を経験し、その両方で工事現場の安全と安心を支えてきたからこそ、持てる自信や責任があります。
これからも多くの現場に貢献していく企業になるでしょう。