都市ガスからプロパンガスの賃貸に引っ越した結果

引っ越してから知ったのですが、プロパンガスは都市ガスの2倍くらい高いことに気がつきました。
気がついたのは引っ越して最初に請求されたガス料金で、請求金額を見て驚きました。
当初は何かの間違いかと思いましたが、何度確認しても金額は引っ越す前の約2倍で、使用量にも間違いはありませんでした。
つまり、プロパンガスは都市ガスよりも単価が高く、しかも倍くらいだと初めて知ることになったわけです。
それまではガスの種類を区別しておらず、引っ越す前に特に調べることもしませんでした。

引っ越してから気がついて後悔することに・・・

これがまさかこのような結果になるとは思ってなく、引っ越してから気がついて後悔することになりました。
今では良い勉強になりましたが、一見して同じようなガスでも、種類によって料金が倍も違うとは全く考えたこともなかったです。
同じ過ちを繰り返さない為に調べたり勉強しましたが、プロパンガスは輸入価格の影響を受けやすく、契約する事業者によってもかなり価格が変わるようです。
対する都市ガスは、原価をベースに設備投資や企業努力によるコストの圧縮が行われることで、比較的単価が抑えられていることが分かりました。
そもそも都市ガスは供給設備が街や建物に張り巡らされていて、人力でガスを送り届ける方式とは根本的に異なります。
タンクやボンベなどで人が各家庭に出向きガスを供給する方式は、当然ながら車のガソリン代や人件費が掛かります。
となればガス料金に転嫁されるのは必然ですし、単価が高くなり都市ガスと比べて倍になってもおかしくないといえるでしょう。
考えてみれば何も難しいことはなく、事前に調べておけば簡単に分かることでした。

ガスの使い方の見直しを行なった

引っ越したばかりで再引っ越しするのは難しく、仕方がないのでしばらくはガスの使用を控える節約生活に入りました。
具体的に取り組んだのはガスの使い方の見直しで、例えば給湯はお湯の温度を下げる、入浴は頻度を減らしてシャワーも控えることにしました。
入浴の際はお湯を控えめに溜めて、なるべく早く済ませるようにしています。
これだけでもかなり節約になりますし、ある程度我慢は必要ですが、驚くようなガス料金が請求される心配はないので気が楽です。
料理が好きで頻繁に自炊していましたが、ガスが使いにくくなったので、作り置きや外食が増えました。
ただ、外食ばかりだと健康に影響しますし、何より食費が上がっては本末転倒ですから、こちらも控えめにする必要がありそうです。
まとめて作って冷凍保存する作り置きは節約に有効で、調理の回数や洗い物の頻度が減り、時間の節約にもなるので合理的です。
まさかプロパンガス1つでここまで生活が変わるとは思ってもみませんでしたし、現在はすっかり慣れてしまいました。

プロパンガスは事業者が販売価格を決めている

流石に家族や友人がやってきた時は節約しろとは言いませんが、それでも惜しみなくガスを出しっぱなしにしたり、火力を強くしている様子を見るとソワソワします。
やはりコンロの火を見る度にガス料金のことが頭に思い浮かんだり、お湯を出す際に給湯器の音が聞こえると頭の中のガス料金メーターが上がっていくのを感じます。
何か根本的にプロパンガスの料金を抑える方法はないか、そう考えて調べていたところ、契約を変更することで安くなる可能性があることを知りました。
プロパンガスは事業者が販売価格を決めていますから、契約相手を変えれば安くなる可能性があるのも頷けます。
なぜもっと早く気がつかなかったのかと自分を少し責めましたが、これなら都市ガス並とはいかなくても、それに近い金額に抑えられるのではないかと思いました。

契約中の事業者と比べてかなり安く感じるガス会社を見つけた

早速地域の事業者をリストアップして比較してみると、契約中の事業者と比べてかなり安く感じるガス会社を見つけました。
安過ぎるくらいでむしろ怪しく感じたり不安を覚えましたが、結論をいえば契約している事業者の方が平均よりも高かった形です。
全体的に見れば、安い事業者に近い価格設定のガス会社の方が多く、このくらいの金額が適正価格なのかと衝撃を受けました。
以前はいわゆる価格競争が殆どなく、高止まりしていたそうですが、近年は価格競争により単価が下がってきているようです。
都市ガスとの価格差が小さくなりつつありますが、価格差が気にならなくなるまでにはまだまだ時間が掛かりそうでそう。
勿論、タンクやボンベを車を使い人力で運ぶ供給方式なので、この点のコストがなくなることはないと思われます。
とはい都市ガスの1.5倍くらいにまで下がってくれればガスが使いやすくなりますし、あまり積極的に節約に励まずに済みます。
正直なところ、熱いお湯が思う存分に使えないのは不便ですし、好きな時に調理が楽しめないのは残念です。
ガスに恨みがあるわけではないですし、詳しく調べずに引っ越しを決めてしまった自分が悪いのですが、現状はまだ不満を感じていて改善の余地ありなのは確かです。

まとめ

もう少しして再び引っ越しを考えるようになったら、今度は単価の低い都市ガスが使える賃貸物件を選ぶつもりです。
ただし、調理の際の火力や災害発生時の復旧の早さについては、都市ガスだと不満や不安があるのも事実です。

 

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最終更新日 2025年6月15日 by ekisai