一言でニキビと言っても、人によってニキビのできやすい部位が違ったり症状が違ったりと様々です。
思春期の頃にできるニキビと、30代になってから出来るニキビとでも原因や治療法が異なります。
もしニキビができてしまっても早くきれいに治すためには、ニキビの種類によって治療法が異なるということを知っておいてくださいね。
まずはニキビの種類についてしっかり理解していただきたいと思います。
ニキビの初期段階の白ニキビ。
膨らみや赤味がないので一見わからないことも多いのですが、鏡を近づけてみると鼻の周りなどによくみられることがあります。
白ニキビはまだアクネ菌が増殖していない段階ですがニキビの予備軍。
できればこの段階でしっかりしたケアをしてあげることでニキビを予防することができます。
白ニキビの時期はとにかく触らないこと、そして食生活を見直してお肌に良い栄養成分をたっぷり摂取することですね。
それから黒ニキビと呼ばれるニキビ予備軍は、白ニキビよりも目立ちます。
ただこちらもまだニキビにはなっていない状態なのでケア次第で自然と消滅させることが可能です。
黒ニキビは毛穴に詰まった皮脂が固まって黒ずんだ状態です。
皮膚科などに行くと、専用器具を使って毛穴から出す処置を受けることもできます。
それから白ニキビや黒ニキビがどんどん進行すると、いよいよニキビになってしまいます。
赤ニキビは腫れ上がったり大きくなったり、痛みを伴うことも多いです。
この段階になってしまって初めてニキビ薬を使用する人も多いのではないでしょうか。
赤ニキビは中で炎症が始まった証拠。
なんとか炎症を抑えようと薬を塗ってもなかなか収まらないですよね。
最近では塗り薬よりも抗生物質などを飲んで治す人も多くなってきています。
かなり目立ってしまうのでメイクをすることも憂鬱になりますし、マスクなどで顔を隠すこともあります。
ところがマスクをすると通気性が悪くなり更に赤ニキビが悪化する可能性もあります。
赤ニキビになったら、出来ればメイクを控えて風通しを良くし菌を減らしたいところですね。
そして黄ニキビは、菌が増殖し中で炎症を起こし膿を持った状態のニキビを指します。
中の膿が透けて見えることが多く、目立つのでついついつぶしてしまう人もいると思いますが、これは絶対にやめたほうが良いです。
黄色ニキビを無理やりつぶしてしまうとニキビ跡がしっかり残ってしまう可能性が高いです。
黄色ニキビの処置は、まず炎症を抑えること。
赤ニキビのように抗生物質を処方してもらったり抗菌剤などを塗るようにして焦らずゆっくり治しましょう。
とにかくニキビはつぶさないようにしましょう。
最終更新日 2025年6月15日 by ekisai